KKM
発声練習の声は、およそ1オクターブ半の音域で、基本的な声の換声と、以前目立った声の割れがなくなり、安定してきた。
ブレスも以前よりは持つようになってきた。
コンコーネ31番
やはりブレス方法の基本が出来ないと、短い瞬間的なブレスは難しい。
イタリア古典Ombra mai fuとフォーレのMaiを練習。
KN
発声面では、中低音発声の響きの豊かさと声を高く集めることとの矛盾点がある。
彼女の持ち声を考えると、もう少し中低音は太い方が良いのではないか？と迷う点がある。
トスティの50番からNo12を練習。
表面的には綺麗に歌えているが、良く良く聞くとA母音の舌の力みが感じられる。
舌を脱力することは、イコール母音の形をあいまいにすること。
試みにE母音やI母音だと響きが高くピッチが良いポジションになる。
Il mio quando verraを練習。
細く高く当てる方式でもきれいだが、声の強弱がつけにくいのと高音が不安定になりやすい。やはり彼女の基本はもう少し低いポジションのフォームではないか？
KR
発声練習とコンコーネ5番。
声の出し初めでお腹を押さないこと。
声の出し初めは、主に中低音では軟口蓋から声が出始める意識を。
高音の換声点で喉を上げないために、フレーズを歌うときには切り替える意識を明快に持つこと。
