9月2日
KR
発声は換声点の処理を中心。
ブレスも徐々胸呼吸がなくなりつつある。
地声はほぼ軽減されたが、鼻声傾向になる点に注意を。
コンコーネ6番。
MO
コンコーネ23番を練習。
声を軽く出すのと、喉を上げてしまう違い。
ブレスと声の出し初めの喉の開きを大切に。
Piacer d’amorとOmbra maifu
9月3日
TH
ロッシーニの歌曲「非難」
アンナボレーナのアリア「私の生まれたあのお城」
中低音の声の厚みよりも、むしろ換声点の声をもう少し細くしていけると良いかな?
いずれも強弱とテンポのAccelやRitなどの変化を良く出すこと。
OK
発声練習で聞く限りは、地声領域の声が強すぎるか太すぎるために、換声点でファルセットになりやすいようだ。
中低音をなるべく地声を使わないで歌えるようになること、高音に響きを付けることが出来やすくなると思った。
フォーレのMaiを譜読みとフランス語の読み。
初出の曲は、慣れないフランス語でもあるので、譜読みとフランス語の読みは別個に練習すべき。
音をLalalaで歌ってフレーズ感とリズム感を養い、フランス語が確実に読めるようになってから音符のリズムに合わせて読む練習をすると良い。
フランス語歌詞で歌うのは最後の最後にしよう。
9月4日
NC
発声練習に30分ほどかけた。
中低音の声が気息的であると同時に地声的な感じがしたためである。
明快な地声ではないが、ノイズのある規則的な声で、単に喉が温まっていないせいかもしれないのだが。
ハミングとハミングから母音に変換の練習と、母音を狭くして主にU母音を使って響きを集めるようにした。
また声量を抑えたことも功を奏した。
コンコーネを2曲ほど練習したが、中低音の響きは大分改善されたと思う。
SK
発声練習では、中低音発声で地声をなるべく避けるようにすることを練習した。
理由は、
ドヴォルジャークの歌曲集「ロマの歌」全曲を練習。
全体に声のトーンが高くてキンキンするので、声量を抑えて口を細目に、喉を低くするフォームで歌ってもらうようにした。
気を付けるのは、唇をもっと突き出すように母音を扱うことで、喉が閉まらないだろう。
また声を当てようと意識しないで、むしろ声が息に溶け込んで柔らかく出るイメージを大切にすると良い。