MO
発声練習では、ブレスのやり方を改めて確認。
声の出し初めをしっかり出して、後は喉を楽に。
コンコーネの24番は上行フレーズで途中から換声を素早くすること。
かなり上手く行った。
Piacer d’amor
低音の出し方とフレーズの歌い方を息で滑らかに。
Ombra mai fuアリアの出だしの母音Omをブレスを怖がらずに思い切ってしっかり出して伸ばすこと。
MK
スポットレッスン。
カウンターテナーをレッスン中だが、改めて実声での勉強を、とのこと。
高音発声に特化しているせいか？喉の緊張が気になった。
そこで低音発声と喉を開けることを徹底練習。
ちょっとした違いで低音の息もれが減じて響きが出るようになるし、少し上の中間の4点G辺りがとてもよく響くようになる。
もう少しじっくりレッスンをすると、普通のテナーとしても良い声で歌えるようになると確信した。
カウンターで歌うと、下のCがほとんど出せなかったというのが、楽に出るようになっていた。
このため、カウンターテナーと言えども、むしろ実声での練習は大事であることを確信した。
ST
発声で超高音を練習したが、喉が動いてしまい失敗したのが尾を引いた。
しかし、このことで彼女の声の基本フォームの考え方を改めて見直すことが出来た。
やはり構えを低くとって、喉の脱力を促すようにフレーズを始めること。
そして5点Eくらいからは換声を意識すること。
この2点は、現在特訓中のモーツアルトのExsultate jubilateとAlleluiaの2曲もまったく同じであった。
この2曲の安定度がかなり違ってきたことを強く感じた。
