10月3日
SKM
口を開けない発声を、換声点の通過でやってみたが、とても効果的であった。
彼女は何事もやり過ぎる癖があることが原因。
喉を開けるというと、開け過ぎ、軟口蓋を上げるというと上げ過ぎる。
これが高音発声を難しくしていた原因。
要は息漏れがなくきれいに発声できているという感覚を速くつかむこと。
ドヴォルザークの歌曲「母が教え給いし歌」強弱を良く意識して。
アーン「素晴らしい時」声の出し初めの息漏れに注意して、なるべくフレーズを長く。
モーツアルトのケルビーノ「恋とはどんなもの?」
もう少し楽しく歌う方が良いだろう。
10月4日
YR
発声は、I母音が苦手で、A母音だと息を使った強い声になる。
この苦手と得意のバランスをとるように練習した。
ハミングを良く練習することで、I母音の喉の締まりを軽減した。
コンコーネの34番、難しいリズムを上手く歌えた。
イタリア古典「ガンジスに陽は昇る」フレーズのまとまりと、強弱の表現、
言語的な意味での起承転結を感じて歌う事。