10月10日
SKM
伴奏合わせでのレッスン。
ドヴォルザークの「母が教え給いし歌」は、ブレスの長さが問題。
フレーズの入りで無駄に息を吐かない。途中でクレッシェンド。
強く出すところ、弱いところのメリハリ。
アーン「高雅な時」
テンポを少し遅めて、良い緊張を保つことで得られる静けさを表現すること。
モーツアルト、むしろソプラノ的な良い換声点近辺の響きになってきた。
メゾという事であれば、もう少し太く出せても良いだろう。
10月11日
EH
発声の声は、響きを集める努力が実ってきた。
声のコントロールも効果的。
実際の歌では、喉が上がってしまう点が未開発。
また、低音域は鼻腔発声をもう少し覚えたい。
アーンの「我が詩に翼ありせば」音程の跳躍で喉を上げないために、どうするか?
I母音で口を横に引かないで丸くする。円唇化。
特に高音への換声点近辺は注意を。
またE母音も口の端を横に引かないで、唇を突き出すように。
フォーレPie Jesu
高めの音域が難しい。唇の使い方、音程跳躍時の喉の保持を覚えること。
KN
当初の軽い歌声にプラスして、呼吸の支えが声に関与するようになり、良い意味での力強さが全体に出てきた。
トスティの50番の練習。12番。3連符の扱い方に注意を。拍節を手でたたきながら歌えれば完璧。
イタリア古典のDeh piu a me non vascondete
メリスマを自由に歌う事。フレーズは入りの子音Dを明快に。
Tu lo sai 1節目の最後の低音の歌い方。鼻腔発声を覚える。
Il mio ben quando verra
綜合的に大変良く歌えるようになったと感心した。
後半の細かく短い修飾的なフレーズは、なるべく素早く勢いを以て処理する方が良いと思う。