EH

狭母音とハミングを使って中低音の発声練習に努めた。
中低音の声をなるべく滑らかに息漏れの無い声にしたいと考えている。
徐々にだが効果は出ていると思われる。
ただ、迷うところはある。地声をもっと練習してからチェンジさせた声を練習するか?
レッスン後に喋り方などについても話をしたが、低音の声をよく使うと良いのではないか?と話した。
コンコーネ12番。アマチュアの方にしては副付点のリズムが上手かった。
16分音符の跳ねが上手である。リズム感が良いのであろう。
フォーレの「トスカーナのセレナーデ」中声用だったが、声域的には問題ない。
譜読みの段階だったので、母音唱法とフランス語の朗読とリズム読みを練習した。
後はブレスポイントを決めた。
跳躍が目立つフレーズだが、この跳躍を唐突な声にならないよう、滑らかに歌えることを大事にしたい。
後は9/8の9拍子で確実に音楽を感じることも大事になる。
特に8分音符の歌い方を意識することも大切である。

MO

発声練習はI母音とハミングを使った。
また、なるべく低音までを範囲とした。
高音の換声点の発声に留意をした。
喉そのもののポジションを上げないようにする顎と息む力が大切だ。
また、声を当てる場所を胸から少し上あたりに決めること。
その際に息を強く当て過ぎないことも大事。
コンコーネは33番だった。
譜読みがあまり進んでいないようで、高音発声で喉が上がってファルセットになっていた。
もう1回やってみることになった。
イタリア古典からSebben crudele
これはとても良い声で歌い出せていた。
ブレスが持たないのは、体調の違いもあるが、技術的にはまだ声の出し始めの注意と、
フレーズ内のどこで息を伸ばすか?といういわばフレーズマネージメントをする余裕がないことだろう。息を止めても声が出せる感覚が判ると、息のコントロールが判ると思う。
息止めとささやき声を使った方法を次回やってみたい。