MK
発声練習では口を開けること、その開け方、軟口蓋をしっかり上げることを教えた。
下あごをだら~んと下げるように口を開けること。
そのとき舌が奥に潜り込まないように、舌先は脱力して前に置いておくこと。
つまり口を開けるときに、舌が口から前に落ちそうになる感覚を持つと良い。
そうしないと喉奥に舌が入り込んで、声がこもってしまうから。
また軟口蓋を上げることと共に、声を明るく音程よくするためにも、舌が脱力していることは大事なのである。
もう一点、息を吐く練習。
息を軟口蓋に当てて息の音でメロディを歌う練習。
このことによって、息のコントロールで発声をコントロールする意識を育てる。
曲はJe veux vivre フランス語の発音の確認から。
後はフレーズを息で歌うのだが、音符のリズムで息を吐く練習。
3拍子を手で振りながら。
このリズムのソルフェージュは最初に覚えておくと、必ず後で役立つ。