KT

発声練習の声は、高音発声として4点Fまでを限度に、3度5度のアルページュ、5度上行形スケール、5度下降形スケールと一通り行ったが、すっきりした明るい声が聴かれて調子の良さを感じた。

今回からコンコーネとイタリア古典歌曲集は低声用に切り替えた。

コンコーネ50は22番
4/6のリズム自体は問題ないが、タイで結ばれて長くなる音符の扱いが難しい。
音程に関しては問題なし。

イタリア古典歌曲から、O del mio dolce ardor
こちらも、以前に比べると低声用にしたために高音発声がぎりぎりセーフであった。

フォーレの「夢のあとに」
これも低声用にキーを落としたが、それでも喉が苦しそうになる。
色々な対処法があるが、苦しい高音に上がる直前に口を開けること。
逆に高音で苦しい場合、それが狭母音で口を開けないためでもあるが、その口のまま声をうなじ方向(首の後ろ)に向けるよう切り替える意識で歌うこと。

「夢のあとに」は、リズムの練習もよくしてほしい。
歌わないで、ラララで音符のリズムを把握してから、フランス語歌詞をつけて同様にリズム読みをすること。
最後に歌ってリズムを確認してほしい。
これらの練習は録音をして、客観的に理解することが大切である。