MMH
発声練習倍音の良く出るメッザヴォーチェを徹底していて、とても良いと思った。
なかなか出来るようで出来ないことである
パノフカの6番
3連符が課題であるが、連符の歌い方よりも、基本的な階名の音程感が気になった。
階名の音程感を良く考えて譜読みすることが大事であろう。
また半音音階の正確さも大切に。
ドニゼッティのIl barcaiolo
これは単に歌い込みが足りないと思われた。
ただ、イタリア南部地方独特の旋法性がメロディに見え隠れしているため、音程感に迷いが出るかもしれない。
更に良く譜読みを熟成していただきたい。
モーツアルト「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナのアリア「ぶってよマゼット！」
大分出来上がりが見えて来た。フィナーレが高音が続くせいもあり、やや苦しいか？
ブレスポイントを確実にして、換声点を確実に発声出来れば課題はクリアできるであろう。
ドビュッシー「艶やかなる宴」より「月の光」
換声点前あたり、5点D～Fくらいの音域の発声が課題。
発音と換声の問題があるが、下あごを動かしすぎることが換声点準備の妨げになっていると思われる。
発音時の下あごの動きを適度に抑制出来ると、音程感に良い影響を与えるしフレーズの滑らかさにも影響を与える。
