SKMM

発声練習

中音域、あるいは中低音域は以前と変わらず地声っぽさは影を潜めている。
特筆すべきは、高音の換声点から高音にかけては、良い頭声が安定していること。
完全に換声した声だが、支えが感じられる。
従って、レッジェロなソプラノとして良い素質である。

コンコーネOP9から28番、29番

所々の間違いを修正したが、譜読み的には全体に良く歌えていた。
半音程が続く箇所などは、ピッチが狂わないように。
特に下降形の場合は、下がる意識より上がる意識で歌うと良い。

大きな課題は、中低音域のピッチ。

以前のような地声傾向はないが、特に高音からの下降形で、ピッチが下がりやすい。
これは中間の4点hくらいからの小換声点から下に移行する時に、急激に声が変わるからである。
つまりその上から降りる際には、高音側の声を変えないように降りることを徹底することである。
最初は音程感がおかしくなるが、馴れることが大事である。