 はらさん パーセルの"Hark how all things" "Fairly Isle" ご覧の通り、実に楽しそうではつらつ！レッスンよりも何よりも一番良かったと思う。本番を思い切り楽しみ、自分を出せたのではないかな。 普段は寡黙で大人しい方だが、歌うと見違えるように楽しくなれるというのは素晴らしい。 声も充分良く出ていた。声質も改めて聴いて見るとメゾ傾向でふくよかな胸の響きが感じられる。 その辺りに高音の難しさがあるのだろう。これは、これからの勉強課題。 また、ブレスの長さ。これもこれからの課題。 具体的には、息をそれほど使わないで響きにする方法。 そのことで、声質ももっと明るくなると思う。 気をつけないと少しこもり気味になる。 しかし"Fairly isle"では、高音がきついと言いながらかなりしっかり出せていたし、英語の発音が実にハッキリと美しい発音が出来ていた。 昨日のからしまさん、そして今日のすずきさん、などと同じく、自分が歌いたいもの、やりたい事がはっきりあることが良いのだろう。 これからは、そのための発声やブレスの方法を少し機械的でも覚えていって自分の目的に合致させて選択して、その趣味を生かしてもらえれば言うことはない。 楽しい演奏でした！おめでとう！ |