アトリエムジカC2003年11月30日 |
つげさん 昨日も一人演奏中の写真を忘れてしまい、今日はつげさんがババを引いてしまったね。失礼! モーツアルトは、ピアノとのアンサンブルがとても良かった。我ながら選曲の勝利、とほくそえんだ。ピアノの音色と、声の音色とピッタリ!ピアニストも程良いタッチとリズム感で、モーツアルトの快活さが良く表現され良い演奏だった! 彼女は、あまり上がっているように見えない。もし上がっていたとしてら、それが原因による、表現の冷静さというか、やや単調さ、につながるのかな? それは、彼女の場合、特に音楽的にしっとりとした曲、情感を表現する曲である。 その意味で、1曲目の「さくら横丁」 声そのものは彼女なりに決まっているのだが、曲としての柔らかな暖かみのある表現においてもう一つ。 それは、たとえば、音楽に入る瞬間、音楽が途切れた時、音楽が終わった時の表情に、音楽と全然関係のない何か集中力の跡切れというのか、表情が見て取れること。 これからの課題は声の技術もさることながら、表現行為の根本原因である心情とか、感情のようなもの、そういうものを歌で培うには?という面だろう。 そういう意味で、難しい理論や理屈よりも、選曲になってくるだろう。 感情をはっきりぶつける選曲が、良いかな、と思う。 ともあれ、今日はお疲れさま、そしておめでとう! |