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10月8日に大倉山記念館で行われました、ムジカCコンサートも、無事に終えることが出来ました。
このホールは今回で3回目でしょうか。
会を重ねるごとに愛着の増す、古いホールです。
響きは良く響くわけではないですが、耳障りな音がしないホールです。
ピアノと声のバランスでは、ピアノがうるさく感じない、と私は個人的に思っていて、その点が気に入ってます。ホールによっては、ピアノの音が妙に共鳴して聞こえる所があり、うるさいものなのです。
ホールと言うのは、残響があれば良い、というものではないです。
むしろ、残響が音楽に邪魔な場合が多々あります。
歌う人は、力まないで良いように思いますが、下手な歌が増幅されるだけで、何も良いことはありません。横浜にある某ホールも良く響くけど何が良いのかさっぱり分かりません。

パリのパレ・ギャルニエ(旧オペラ座)も古いですが、ここも残響時間が長いわけではないのですが、響きが広いホール隅々にまできちっと行き渡る感じです。
生徒たちの演奏は、感動したこともありましたが、正直、がっかりしたこともありました。
私は本番の演奏に上手い下手などは問うつもりはないですが、教えたことが吸収されてないのが一番がっくり来ます。
生徒たちも一所懸命やりますが、教える私も一所懸命教えるのです。
自分のことも含めて、今回はちょっと疲れたので、講評は1週間くらいかかりそうです。