レッスンノート

うじいえさん 発声はいつも通りに5度の下降形で始めて、上下した。 軽い声だった。ソプラノのようだ。 上向形5度で3点Cまで上がった。2点h以上になると、ややペタっと 潰れてしまうのが惜しいが、特にこだわる音域でもないだろう。 今回は、発声を聞いていて2点Cくらいからきれいな共鳴が 出掛かっているのだがもう一つという印象。 多分母音の形のせいだろうと思い、2点Cから同度でUOEIAと 母音を変化させる練習をした。 案の定、UOは共鳴が出るのだが、EIAは響きがやや落ちる。 EIAでも音程が悪いわけではないのだが、響きがやや直裁な印象を受ける。 元来良い声の持主だが、この共鳴を元に訓練すれば もっと響きを豊かに出来るのではないかな? 本人は声を前に出す感覚が無く、内部にこもって聞こえるかもしれない。 ただ、この声の方が倍音があって高い良い響きだと思う。 もし声を前に出す必要があれば、その共鳴の方向性を 前に持っていくような感じの方が良いと思う。 曲はヴィクトリアのAgnus dei 全体に暗い感じ。出だしのフレーズの声が暗く陰うつな印象。 本人の申し出が中音部の響き、Deiのイの母音の響きが低いという ことで、再度聴いてみたが、要するに息の流れがもう一つはっきりと していないことにこれらの原因があるようであった。 Deiエからイに移行する際に、エの母音ですでに次の半音上の響きに 移行するための息の流れが確実にないと、イの母音が低く感じられるのだろう。 それらのことは、多分、曲全体にわたってあるのではないかな。 緻密に練習してみてほしい。 それと、エオアの開口母音が全体に狭い印象。 それも、同じく単語の中でのアクセントの位置と、それに従う息の 流れとの関係も在ると思う。 メサイアからの曲。 The lord of hostsだったか?Hostsはホゥスツと発音するのではないのか? 確認してほしい。 He is the king..のISの濁るSが聞こえない。 次のTHEの発音があるから、分ける必要はないけども、発音されている 分の子音の間合いがないと、おかしい感じがする。 後は、ピアノで歌う時にやや音程が上ずること、フォルテがもっとしっかり してほしいこと。母音のボカリーズ部分でリズムが不確かな事。 リズムに表れている喜びの気分がもう一つ。要するに英語の発音のリズム感と音楽のリズム感が もう一つ一致してないからだろう。アクセントの位置とリズムがどういう 関係になっているか?これも大事な事だろう。




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