2006/12/27 00:00
#38075
shin yamanaka
キーマスター
鼻腔共鳴も身に付けるのがとても難しいので、一所懸命教えられたのでしょう。 喉を開くのは声の響きのバランスに大切なので、音域がどれくらいあるのか?高音はちゃんと出るのか? ゲストさんの声域が分からないので何ともいえないですが、ソプラノやテノールの場合、高い声域はそれだけで大変ですから、あくまで声質のバランス程度に考えておいた方が良さそうです。 喉を開こうとしすぎると、高音が出しづらいし、喉に任せていると高音が締まるでしょう。 そういうことのバランス感覚と、ブレス時に喉が開いていると、瞬間的なブレスでも息がちゃんと入りますよ。 その点のことを基準感覚として、喉の開きを練習されると良いと思います。 軽いあくび程度に考えたり、喉と思うよりも、軟口蓋から目の奥を開く感じで、そこに息を蓄えるような感じと思っても良いでしょう。 それから、喉の開き云々よりも、しっかりした高音を出すためには、下顎を良く降ろすことと同時に、上唇をしっかり持ち上げるようにして、いわゆる「縦に」「上下に」良く口を開けることでしょう。 下顎ばかり降ろしてしまうと、響きが太くなり落ちた響きになり勝ちですから、ここでも上の開きとのバランスを考えてください。