#37762
shin yamanaka
キーマスター

激励のお言葉、ありがとうございます。  ただ、今回は悲しいお知らせをしなければなりません。実は、その曲をずっと練習してきたのですが、どうしても「お客から金を取れるレベル」に達しないため、上演を断念することになりました。練習すれば多少は良くなるのでしょうが、定演まであまり時間がないこと、その短期間ではあまり上達は望めないことから、そう判断しました。私にとっては苦渋の決断でした。  特に、メインのソロを担当させたメンバー(高音を歌う私以外のもう一人)が、まったく上達が見られず、しかも本人が自分の悪さに気付いていないことから、彼を下ろすことまで考えました。そうすれば多少は改善の可能性はあると思われましたが、ここまで頑張ってきたこともあり、一人だけを下ろすというわけには行きません。また、私自身も他のメンバー達も、まだまだ実力不足で、必ず上達が望めるというものでもありませんでした。そこで、すべては私の準備不足だった(楽譜をたびたび変更したりして練習の効率が上がらなかったのは事実)ということで頭を下げ、企画そのものをご破算にするというという選択をしました。  私としては、自分で満足の出来ない演奏を披露することはできません。そのことを語ると、みんな納得してくれました。彼らの多くも、このレベルでは聴かせられないと気付いていたようです。上記の一人が反対した以外、みんな賛成でしたから。  ただ、これで終わりにするのではなく、今後、別のイベントなどへ参加するという形で継続させたいとは思っています。その際は、もっと入念な下準備をし、練習時間を充分に取って臨みたいと思います。もちろん、メンバーも再構築する必要がありそうです。「自分で音楽を創る」ということのむずかしさを痛感させられた一件でした。  いろいろとお騒がせしました。このたびは、ありがとうございました。