2006/06/16 00:00
#38030
shin yamanaka
キーマスター
あくびの状態を強くすると、喉に力が入っているのは、実際は喉ではなくて、顎や舌根でしょう。 また、あくび、という方法も曲者で、間違った方法でやり過ぎると問題が多いです。 良く言われるのは、あくびをかみ殺す感じです。 要するに、下あごをあまり降ろさない感じですね。 あくびをするように、という指導は良くやることですが、 あくびを意識すると、一般に軟口蓋側を上げないで、舌根だけを下げようとすることが多いのです。 これが実は結構やっかいな問題なのです。 喉を下げるエネルギーよりも、軟口蓋を上げる方にエネルギーを傾けることは有効だと思います。 というのも、軟口蓋側の喉頭引き上げ筋を開発するのは、日本人の場合、日常生活ではほとんど使わないことなので、なかなか身に付けることが難しいからなのです。