2005/09/20 00:00
#37835
shin yamanaka
キーマスター
ああ、ぽぽろんさん。お元気ですか? 先生業もすっかり板についたことでしょう。 それでも元気盛り生意気盛りの男の子相手で大変でしょうね。 高音をきちっと出せるようになるのは、特に男子の場合大変です。 まずあー!という感嘆詞は決して大きな声でなければいけないことはない、ということでしょうか? 手元に楽譜がないので、ダイナミックスがどうなっているかしりません。もしFとあっても、その通りフォルテ!と思うと上手く行かないのではないですか。 感動するということは、深い深い心からの意味の世界があってこそですから、他のどんな部分よりもこの曲の感動の言葉をかみ締めて噛み砕いて説明する必要があるでしょう。 そのためには、ぽぽろんさんが自分の経験の中から感動の意味を伝えなければなりません。 この詩を書いた人がどういう感動を持っているのか? そして曲を書いた人がそのことをどう思って書いたのか? 感動を共有することを、更に冷静にロジックに説明できれば理想ですね。 また、すべての生徒がそれを理解できなくても、中には理解出来る子もいるのです。 まずはぽぽろんさんがこの曲を良く理解して、感動できる部分をしっかり持っていることでしょうか。 その上で良い声のためにはがなる声ではなく、小さな声でもきちっとした音程を持った声を指導してください。 男の子の場合ファルセットを教えると良いですが、とても時間がかかるので、スタッカートで音程を正しく当てられるかどうか? スタッカートで頃合の声量と音程で上手く当ったら、そこからロングトーンにしてみましょう。 いまここで想像してぽぽろんさんに伝えられることは要約すればこんなところでしょうか。 頑張ってください! やまなか@admin