2008/12/10 00:00
#38170
shin yamanaka
キーマスター
こんばんは。はじめまして。 ハミングの仕方は、その発声によって得ようとする最終目的によって方法も変わってきます。 ご質問の中で気になるのは「・・・は力が入っているから、いけない」という文面です。 何事も最終的には力まないで出来るようになることは、声楽の発声では良い傾向ですが、新しいことをやろうとする時に、最初から力を入れないでやろうとするのは無理がある、と私は思っています。 力が入っている=悪いこと ではなく、最初は力が入っても慣れれば力んだ意識がなくなるのが正解ではないでしょうか? 逆に最初から力を入れないで練習すると、使うべき筋肉も使わないで終わってしまうことを危惧しています。 確かに人によっては、力まないで行為を行うことが必要なタイプの人がいます。 それは、何事も必要以上に力んでやってしまうタイプの人、なのです。 ですから、質問にあるようなゲストさんのハミングの方法が間違っている、とは言いにくいのです。 また、指揮者の先生が目指している声が、何にあるのか?もわからないので、ちょっと正しいお答えが見つかりにくいです。 というわけで、ハミングの発声で私が考えるのは、低音の声区から高音の声区へ橋渡しできる発声の基礎を作ること、と、喉で作った方法ではなく、軟口蓋と喉を開く練習方法、と言えるでしょうか。 あとは、いきなり母音でやるよりも、マッサージ効果のある発声として有効ではあるとも言えると思います。 この詳細については、こちらをご参照ください。 [url=https://www.musicac.org/voix/]発声と歌についてブログ[/url]