#38195
shin yamanaka
キーマスター

今晩は。 マスケーラは、鼻声ではなく、硬口蓋に当てることで、結果的に鼻の辺りで響くような感覚だと思います。 喉も良く開いていないといけません。 逆に言えば、鼻声になるのは、喉もあまり開いてないし、軟口蓋もきちっと上がっていないのだと思います。 また、声を前に集めようと意識し過ぎると、なるという気もしますが。 マスケラは、文字通り仮面ですから、もう少し広いエリア、例えば、鼻だけではなく頬骨、そして目、そして目と目の間も意識してみると良いのではないかと思います。 軟口蓋だけ意識すると、ちょっと開いたソフトな声になると思います。これはこれで、Sotto voceとして使えますが、マスケーラとはまるで違います。 あまり低音域ではなく、ある程度の高さの音域で、N~という口を開けた(喉を開けた)ハミングからga~と言う具合に軟口蓋を一気に上げる練習をするのですが、その際に開けた下顎や口をGaと開く際に、絶対動かさないで出すことで、顔面に明るくぱ~んと響く声が出来れば、マスケラになると思います。 文字で書くとこんな感じでしょうか。 山中