#38253
shin yamanaka
キーマスター

いえいえ、そういうことならある程度お答え出来ると思います。 あくびの発声は、単にあくび、ということだけを覚えても弊害が多いです。 目的をはっきりさせないと、あくびの状態を作る意味が出て来ないのです。 あくびをする意味は、最小限の息で、声を効率よく響かせるため、と思って下さい。 決して喉を深くすることに意味があったり、軟口蓋を高くすることだけに意味があるのではないのです。 バランスがとても大事です。 鏡で口を良く開けて口の奥を見ながら、息を吸ってみてください。 そうすると「のどちんこ」がピョコンと上に持ちあがるのが判ると思います。 この状態が、軟口蓋が上がった状態です。 この状態を作っておいて、まず声を出さないで息を吐いてください。 その時に、息が口の開け方に応じて反響するような感じ、いわゆる「共鳴」をする感じがあれば、良いと思います。 後、口を開ける時に下顎に力みがついて、もがもがした暗い声にならないように気を付けて下さい。 以上は、単純なあくび発声です。 歌詞を歌う際には、ペットボトルのキャップ、ワインのコルク栓、場合によっては鉛筆でもボールペンでも良いですが、くわえたままで歌う練習も効果がある場合があります。 ただ、これはやり過ぎると喉を壊すのでご注意ください。