#37941
shin yamanaka
キーマスター

声にしないで、息を吸って息だけ吐いてみると分かりますが、とても楽で自由な感じになるでしょう。 声を出す時にそういう感覚、息を自由に吐いている感覚と同じようになることが、息に声をのせてという意味だと思います。 これは喉で歌っていると、恐らく感覚が沸かないと思います。 喉で歌っていると、息をしらずしらず詰めてしまい、吐けなくなっていると思います。 良く息漏れのない声、ということを良い意味で言いますが、これは誤解を招くことがありますが、息が漏れない声というのはありえません。 声を出している時に、自然に綺麗に息が一緒に吐けていなければならないですが、なるべく効率よく声になっているかどうか?という意味です。 お腹から声を出す、というのも誤解を招きがちですが、決して大きな声を出すという意味と同じではありません。 PPでもお腹から声を出すという意味があります。 お腹からこえを出すという意味は、前述の声を息にのせて、と同じです。 呼吸の関係と歌声の関係が一番自然で密接な関係になっているのが お腹から出す声です。 したがって、息を自然に吸えて、息を自然に吐くことと歌声を出すことが 密な感覚になれば、それがお腹から声を出した、といえると思います。