2011/10/23 00:00
#38249
shin yamanaka
キーマスター
初めまして。ご質問いただき、ありがとうございました。 鼻腔の響きは普段、日常会話であまり使わない経路なので、普段の会話から、気をつけていると、良い練習になります。 軟口蓋を上げて、鼻腔で響かせて喋るやり方です。 それは判りますね?少しあくびした感じで喋る方法です。 基本、トーンを高くして喋ることがコツで、大事です。 一般的には、少し気取った喋り方になるので、営業をやったり 組織にいると、やりづらいかもしれませんが。 一方、発声練習として私が良くやる方法は、口を開けたハミングで ピッチを高くして鼻腔で良く響かせて確認したら、軟口蓋を 開けすぎないで、母音にして発声する、という方法です。 言葉にすると「ん~が~」となりますが、この「が~」となる時が ハミングから母音に代わる瞬間の音、と理解して下さい。 この「が~」をはっきりさせてしまい過ぎると、落ちた響きになり易いです。 コツは、開けた口を母音に換える瞬間に、動かさないことです。 要するに「ん~」から「が~」になる瞬間、開いている口の下あごを絶対に動かさないことが大事なのです。 ただし、この練習では、くれぐれも鼻声にならないように気をつけてください。 鼻声と鼻腔の響きの違いが判っていれば、大丈夫だと思います。 後は色々ありますが、唇を震わせた発声法。プルルルル~というやつです。 同じく巻き舌のRでの練習法トゥルルルルルルル~と言う具合です。子犬の鳴き声の真似も、良くやる方法です。 あくまで、これらのことはきっかけをつかむだけの方法です。