#47651
shin yamanaka
キーマスター

良かったですね。お役に立てて嬉しいです。

声帯は喉仏の中にあります。
女の子は、喉仏がわかりにくいですが、喉を指でなぞってみると、少し出っ張りがあることに気づくと思います。
そこが喉仏です。その中にあります。

声量を増やす、というのはなかなか直ぐには行かないです。
声量と言うと、何かどうしても声そのものに無意識に向いがちですが
一番大きいのは、息を吐く強さにあります。

息をしっかり強く吐ける要素が身体にあれば、練習次第で声量は増すでしょう。
そのためには、最初から大きな声を出さないで、声を出すことと息を一緒に吐くことを一緒に感じられるように発声することが大切です。

最初に息を脳天めがけて強く吐いてみます。
息を吐く時に、後で声にする音程を頭の中でイメージしてください。

そして、息を吐く場合、口から外ではなく、息の方向を脳天、頭の天辺に感じてください。は~っとしっかり吐くことが出来たら、次にその息を声に変えてみてください。

声にする場合、出しやすい音程よりも少し高めの音、一音を発声して見ます。母音は何でも良いです、得意な出しやすい母音を選んでください。

もう一つはそれほど大きく出さないで、小さめに出してからクレッシェンドしてみましょう。お腹が背中に付くくらいしっかり入れてクレッシェンドしてください。
クレッシェンド出来れば、自然に声を息を使ってしっかり出すことの意味が身体で判るはずです。

もしクレッシェンド出来ないとしたら、どこかで間違った方法を取っているでしょう。あるいは音域が低すぎるかもしれません。

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山中信@アトリエムジカC