- このトピックには4件の返信、1人の参加者があり、最後にshin yamanakaにより11年、 4ヶ月前に更新されました。
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2005/05/18 00:00 #37728shin yamanakaキーマスター
以前にも幾度か投稿させて頂いた者です。 先週からハミングの練習をしており、このムジカCさんの レッスンノートなどを参考にしています。 本当に素朴な質問で恐縮なのですが、ハミングの練習とは 実際に歌う際にどういうふうに役に立つのでしょうか? また、私のハミングは「咽喉で歌ってしまうハミング」だと 注意されてしまうのですが理想的なハミングというのは咽喉は まったく関係ないものなのでしょうか?
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2005/05/18 00:00 #37729shin yamanakaキーマスター
こんばんは。どうもこのところ文字化けするみたいです。 ハミングの意味ですがその前に初心者が声楽を始めるときに、普通の母音で発声をすると、声楽で必要な喉の状態に比べて、喉が締まりすぎるか開きすぎるか、という具合に、調節が難しい状態がおきやすいもなのです。 また、初心者でなくても、声が温まる前に母音で練習をすると 喉の不要な力みが出やすくなり、人によっては余計な喉の疲れが 出ることもあります。 そういう意味で、ハミングはかなり純粋に声帯の振動、無垢な響きの状態を作ることが出来ます。 専門的になりますが、喉周辺、口の中、軟口蓋や、舌根などを 無理な力みから開放してくれます。 これが一つ。 もう一つは、逆に喉周辺(特に舌根)を力ませない状態で発声できるから、逆に、下あごを下ろしたり、軟口蓋を上げてみたり、口の中の状態変えたりして、それらの影響による音色の変化を感じやすいわけです。 そうやって、共鳴することや、響きの変化をどうやってつけるか、 を学ぶことが出来ます。 私が一番利用するのは、口を開けた状態でハミングをすることで そこから軟口蓋を開けることで、舌根に無駄な力みをつけないで 母音を作るポイントを見つけることが出来るということです。 それから、声のチェンジがあります。 ハミングを低音からやっていくと、最初は胸が響くハミングですが そのまま音程を上げて行くと、やや喉が締まる感じがしてきます。 そうなったところで、軟口蓋を上げるように、あるいは鼻腔に響きを通すようにハミングを意識することで、音程の定まった、響きの やや薄い響きに変わることが判ると思います。 これが声のチェンジポイントだ、と言うことがわかるわけです。 逆に言えば意識して声をチェンジさせることで、母音で発声した時にその感覚を応用できるわけです。 ご質問の喉でやるハミングというのは、恐らく胸声区で出すハミングだと思います。一概に悪いことではなく、そういうポイントも知っておいたほうが良いと思います。 ただ、それが悪い、というのであれば、まずハミングの音程を高めにすることと、ハミングを出すポイントを軟口蓋辺りから意識してみてください。 音程を高く意識するだけで、かなり軽減できると思います。 ということで、理想的なハミング、というよりもハミングは良い母音発声を導くための方法だ、と私は思っています。 勿論、歌の中でハミングもありますから、その時は声区に相応しいハミングを見つけなければなりませんが。
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2005/05/19 00:00 #37731shin yamanakaキーマスター
丁寧なアドバイスを頂きましてありがとうございます。 ハミングだけでなく、普段の歌でも時々「咽喉が落ちる」とか 「咽喉が下がる」という指摘を受けます。この「咽喉」というのはつまり「軟口蓋」のことなのでしょうか? 私は「咽喉」=「声帯」というイメージを持っていたのですが。
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2005/05/19 00:00 #37732shin yamanakaキーマスター
タイトルが文字化けしているようですが、今サーバー会社に問い合わせ中なので、そのままにしておきます。 確かに咽喉と言う場合は、声帯やその声帯のある喉頭の部分を言うのが一般的と思います。 ただ、咽喉(のど)と言う場合、先生によって、喉頭から軟口蓋まで、いわゆる口の中のことをワンセットで言う人もいるようです。 また、悪い意味で言うのであれば、それは軟口蓋という可能性が多いかもしれません。
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2005/05/29 00:00 #37734shin yamanakaキーマスター
本当に色々なアドバイスを頂きまして参考になります。 私も比較的長い間勉強してきているわりにはあまり声量も ないし、呼吸なども浅いので悩んでいました。 好きで習い始めたのに、最近どうも怠け気味でした。 「そろそろ潮時かな・・・」なんて考えていたのですが、 ここの皆さんの熱心さを感じて改めてもう一度頑張ろうと決意 しました。
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