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2006/01/23 00:00 #37951shin yamanakaキーマスター
山中先生、お世話になります。ずっと以前に「視唱と移動ド」とか「バリトンに転向すべきか」などで相談させていただいた者です。 その後、やはり合唱を離れられず、現在では、テノールに籍を置きながら、セカンドテノールとバリトンを掛け持ちでやっています。 さて、今回の相談は、タイトルの通りです。つまり、中高音域で「明るく軽い声」が出せないか、というものです。 現在、月末に迫っているコンサートイベントに出演するため、男声有志が集まって練習をしているのですが、テノールのソロをやりたいと言い出した男声が、あまりにもヘタなので憂慮しております。そのため、その人が来なかった練習の時に、他のメンバー数人が、誰が一番良いか、その問題のソロの部分をひとりづつやってみました。すると、けっこうみんな上手いのです。少なくとも、そのソロを買って出た人よりは。 その際、一人の男声が、とても明るく軽い声で歌うので、「それって、ファルセットなの? それにしては、下の方までよく響く張りのある声が出せるね」と聞いたところ、なんと彼は、全部実声だというのです。私も実声でなるべく明るい声で歌おうとするのですが、なかなかそこまでの明るい声は出せません。つまり、かなり固くて太い声になってしまいます。その代わり、以前も書いたように、私は太い朗々としたオペラのような声は出せますが、彼らは出せないようです。私の場合、彼と同じくらい明るい声質にしようとすると、ファルセットを使うしかなく、そうなると今度は、中低音に移行したときに、声がカスカスになってしまいます。途中で実声に切り替えれば良いのですが、それはかなりのテクニックを必要とします。 少し話が横道にそれましたが、お聞きしたいのは、中高音域で「実声でなおかつ明るく軽い声質を得るにはどうすればよいか」ということです。 この事について、以前、直接お会いしたプロの合唱団のテノールの人に聞いたところ、「歌うときに鏡を見て、両頬の部分を少し上に持ち上げるようにすると、声質が明るくなる」と言われ、それを実践してきました。そのおかげで、多少は明るくなったのですが、上記の彼のようにはいきません。 なんとかして、合唱向きの明るい声を手に入れることはでないものでしょうか?
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2006/01/24 00:00 #37952shin yamanakaキーマスター
ご無沙汰しています、覚えています。お元気そうで何よりです。 どうも元がバリトン系の喉のようなので、喉の使い方が重いのかもしれません。 明るいことイコール重いとは行かないと単純に考えてみると良いかもしれません。 どうしても声量というか声を朗々と出そうとすると、喉は浅くならずに深くする傾向だと思います。 喉のポイントを少し浅くしてみてはどうでしょう? 悪く言うとちょっと軽薄な感じ。 そうすると、声を強くアタック出来ないですから、勢い声は浅くなるかわりに明るい声になるでしょう。 両頬を持ち上げるのも良いですね。軟口蓋が上がるから、それだけなら喉頭は上がり気味になりますね。 その状態で響きをその頬に当てる意識で出すとまた更に違うでしょう。 そして喉頭の深さはブレス字のブレスの深さと関係がありますから、ブレスをあまり深くしないでやってみることも関係すると思います。 色々トライしてみてください。
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