小百合さん、こんばんは。 大学受験もうすぐですね、追い込みに頑張ってください。 曲の解釈ですが、まず自分がその曲を歌ったり聞いたりしたときの素朴な感動を考えてください。どうしてこの曲はステキなんだろう?どこがステキだ、と思うのか? まず楽譜の中でそういう部分を見つけてください。 そうしたら、今度は、どうして作曲家はこういう音楽を、旋律を書いたのだろう?と自然な疑問が生まれるでしょう? 例えばですが、ステキだ、と思うところには、歌詞はどんな意味が書いてあるのでしょうか? あるいは音楽はどうですか? 短調か長調か?転調しているのか? あるいは全体にどんな音楽だろう? 歌詞の意味がわかったらもう一度音楽を見直してください。 どうして作曲家がこういう音楽を書いたのか?という意味が少し分かってくると思います。 私は音楽の解釈と言うのは作者の意図が、具体的に判ることから始まるのではないか?と思います。 そこから先の具体的なことは、小百合さんの必要があれば、また書きます。恐らくあまり細かい解釈よりも、今は声の扱いがきちっと先生の希望に沿う状態で歌えているかどうか?と言う方が大事なのではないかな? あまり細かい解釈よりも、何よりも声のことと、全体的な旋律を歌う作法がきちっと出来ることが大事なような気もします。