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    • #41334
      shin yamanaka
      キーマスター

      先日レッスンである歌曲作品をさらっていた時。
      生徒の声が確かに私の指のタッチを支配している、と感じた瞬間があった。
      快感だった。
      彼女の声に私の指先が集中力を高められ、鍵盤に触れた瞬間、響くピアノの音と彼女の声がCorrespndance(呼応)するかのように、感じられたのだった。
      こんな経験はそう幾度も無いが、何回かは前にもあった気がする。
      同じような経験で、生徒数人の前である生徒の歌の伴奏をレッスン時にしたことがあった。内輪の発表みたいな感じになったが、私が伴奏を弾く事で、彼女の歌が活き活きして、私のピアノも彼女の声も両者がまるで仲良しの
      こういうのが、アンサンブルというのだろう。
      結果的に、それは客観的に「良い演奏」というのかどうかは、当人にはわからないのである。
      ただ、良い演奏かどうか?以前に、演奏するものがそういう呼応を感じ、そこに悦びを感じないで、何の演奏だ!と思う。
      絵に描いた餅、を狙って真面目に勉強すること、それがあたかも演奏の勉強、真髄であるかのように考えていないだろうか?

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