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  • 返信先: アマチュアのつらさ #38131
    shin yamanaka
    キーマスター

    音大を出ず、アマチュアでも練習を良くされて才能のある方なのだと思います。 ですから、気後れすることはないはずです。 でなければ、オーディションに合格はしませんし、また、他のプロ一般の方にはない、良さを認められたのだと思います。 認めてもらえたことは、素直に受け取って、それを自分の自信にされてください。 後は、その実力を作られたゲストさん自身の今までの練習を地道に積み重ねて行けば良いだけでしょう。 当日の声合わせが怖い、というのは、譜読みの問題ではなく、単に声合わせのことだけでしょうか? オーディションの先生も、良く言えばそういう条件は承知の上で、ゲストさんを選んだわけですから、何も怖がる必要は無いと思います。 悪い言い方をすれば、選んでくれた教会の先生に、下駄を預ける気持ちで無心にやれば良いのです。

    返信先: 芯のある響く声 #38129
    shin yamanaka
    キーマスター

    前回のお返事を頂いてからは、気持ちも楽になり、大変感謝しております。 昨日のお医者様からは、定期的にファイバーチェックをしましょうということでしたので、 山中先生もおっしゃる通り、しばらくは治療に専念し声を休め、調子が良くなってから教えて頂いた練習法を始めようと思っております。 それで、何度も申し訳ないのですが、もうひとつ質問させてください。 そのお医者様がおっしゃるには、私の声帯は少し厚いらしいのです。 厚い事で、歌には何かハンディのようなものがあるのでしょうか? 何かあるようでしたら、またアドバイスを頂けるとありがたいです。

    返信先: 芯のある響く声 #38128
    shin yamanaka
    キーマスター

    今までも声を集めようとして、少し声帯に負担のかかる声を出していたのでしょう。 いつから、そういうハスキーになった、とかいうことがあらかじめ分かっていれば良かったのですが。 今まで録音をしたことがなかったのでしょうか? 先生であれば、声に悪い変化があれば、敏感に察知していろいろ言ってくれるはずなのですが。。。。 > 響きの集まる発声の仕方、ぜひやってみます!確かに私はオやアがハスキーになっていると思います。 > ひとつ質問なのですが、「アでやる場合、口を開け過ぎないで人差し指一本くわえるくらいの開け具合にして、 > 子音をNかGで、前歯に声を当てるように」というのは、「んあ」という感じに発音するということなのでしょうか? 今日のお医者さんの診断を知りますと、この発声は、声帯が元にきちんと戻ってからやった方が良いかもしれません。 声帯が腫れているようなので、治るまで少し喉は休めたほうが良いと思います。 その上でですが、Nでハミングだけでピッチ(音程)の良い響きを作る練習をしてください。 その上で、その響きの状態で、口を開けすぎないで母音にしてみると、鼻腔にはまる響きが少し判るかと思います。 あるいは。口を開けたハミングでN→母音に変換するAと移行の際に、最初にあけた口の開きを絶対に変えないでやってください。 変えないでやることで、軟口蓋が上にパカッと上がる感覚がつかめると思います。 口を開けすぎるために、逆に喉を締めてしまうことが良くあるのです。 ある程度の開きにしておいた方が、逆に喉は開くということがあるものです。

    返信先: 芯のある響く声 #38127
    shin yamanaka
    キーマスター

    山中先生の仰るとおり、息漏れが出る声になっておりました。以前から中音域あたりは息もれしやすかったのです。 実は今日、思い立って耳鼻科へ行きファイバーで診てもらいました。 声帯が腫れていて先端にブヨブヨしたところがあったり、血管が浮き出ているところがありました。 Dr.は「そんなにひどいほうではないですよ」と仰って、内服薬も飲まなくてよい様でしたが、一応頂きました。 録音した声を聴きますと、全体的にハスキーに感じます。芯が無いのです。(ただし「喉声」では無いと思います) (今日再度聴いてみましたら、まだ抜くべき所で無いところでお腹の力をフッと抜いている感じがするのにも気がつきました、これから気をつけようと思います) 響きの集まる発声の仕方、ぜひやってみます!確かに私はオやアがハスキーになっていると思います。 ひとつ質問なのですが、「アでやる場合、口を開け過ぎないで人差し指一本くわえるくらいの開け具合にして、 子音をNかGで、前歯に声を当てるように」というのは、「んあ」という感じに発音するということなのでしょうか?

    返信先: 芯のある響く声 #38120
    shin yamanaka
    キーマスター

    ハスキーとのことですが、音域全体に渡って、でしょうか? それとも中音域~中高音域の出やすいところでしょうか? 恐らく、声帯が開きすぎて息漏れが出る声になっているのではないでしょうか? 先生によって、どういう発声を教えているか?にもよりますので、見当違いでしたらごめんなさい。 発声練習などで、まず簡単なフレーズをイやエなどでやってみると、響きが集まると思います。 恐らくゲストさんの場合は、アとかオなどでハスキーになり易いのではないでしょうか? あるいは、アでやる場合、口を開け過ぎないで人差し指一本くわえるくらいの開け具合にして、子音をNかGで、 前歯に声を当てるようにするか、鼻に抜くように出してみるとどうでしょうか? そうやって、声帯が開きすぎないで前に集まった声を意識してみてください。 その上で、また判らないこと、知りたいことがあったら質問してください。

    返信先: 芯のある響く声 #38122
    shin yamanaka
    キーマスター

    お医者さんの件、良かったです。 喉は一度ポリープなど作ると大変なので、早め早めの処置は大切です。 声帯の厚さの件は、特に何か問題ということはありません。 確かに声質に関係してくるとは思いますが、厚いからといってハンディはないでしょう。 理屈で言えば、細いメッザヴォーチェが出しにくい?ということがあるのかもしれませんが、確かではありません。 声帯の解剖学的な所見よりも、自分の感覚を大切に、歌を練習することを大切にして下さい。 ゲストさんがどのような曲をどのように練習してきたのか?判りませんがどうして、声帯が腫れたのか?という理由は知っておいた方が良いと思います。 大体が、高音ばかり何度も練習したり、その逆で低音ばかり練習したりという具合に同じことを何度も長時間練習すると、喉を痛めますね。 声楽は良い声を呼気で綺麗にコントロールすることにありますが、 逆に言えば、いかに声帯に負担をなく、声量を楽に出せるか?ということだと思います。 呼気を楽に使って通る声が出れば、それだけで良い発声といっても過言ではないと思います。 高音を出すと苦痛だったり、顎が疲れたり、呼気が少なくて大変だったり、というストレスが強いとしたら、それはどこかに無理があるからだと考えて良いと思います。 ただ、ストレスなく歌えるまでは、使っていない筋肉を使いますから ある程度の訓練、を繰り返して身体に覚えこませるという過程は必要かと思います。

    返信先: 裏声について #38121
    shin yamanaka
    キーマスター

    こんにちは。 男声の高音はとても難しいですが、ファルセットでも声量、息の勢いを反映させた歌い方が出来れば、先ずは良いと思います。 ファルセットで歌う時も、喉が開いて息の加減が声に反映させられるかどうか?を試してください。 単純に言えば、ファルセットで歌う時に、喉が少し下がってあくびしたような喉の状態でお腹から息を送って声がクレッシェンド、あるいはデクレッシェンド出来るようになるかどうか?というところがポイントです。 これが出来ると、息の流れで自由に高音域を歌えるでしょう。 その感覚を忘れないで、実声になっても、力まずに薄い当りの声で 発声できるようになると良いですね。 これが一番難しいですが、一般に喉を下げすぎて強い声を出そうとするために、高音、頭声がうまく行かないケースが男性の場合見受けられます。 またファルセットで高音も伸ばすためには、上顎を良く使って、軟口蓋を上げるように、発声できてください。

    返信先: 軟口蓋 #38124
    shin yamanaka
    キーマスター

    軟口蓋を上げるという行為のみに囚われて、 口の中を鏡を見ながら最も軟口蓋が上がった状態で歌うのがいいのかと勘違いしてました。 ご丁寧にありがとうございました。

    返信先: 軟口蓋 #38126
    shin yamanaka
    キーマスター

    こんばんは。 軟口蓋を上げるという言い方を良くしますが、これは鼻腔を閉じることとはまったく違います。 一見、軟口蓋を上げると鼻腔を閉じてしまうように思いますが、良く言われるこの場合は、軟口蓋を上げることと同時に喉側を少し深くする(喉を開く)という行為が伴うと思います。 要するに、軟口蓋を上げることと、喉を開くこととが、一対の行為になります。 軟口蓋だけを上げようとするから、鼻腔まで閉じてしまうことになるのではないでしょうか? また、別の言い方をすると、「少しあくびをした状態にして、、」とも言われますが、これも軟口蓋を上げることに通じることだと思います。 これもやってみると、お分かりだと思いますが、軟口蓋も上がるけれど、喉も少し深くなる状態になるでしょう。 いずれにしても、声帯のある喉頭をポジショニングする行為なんですが、喉頭が発声にベストな状態にするための、一つの行為です。

    返信先: 質問 #38117
    shin yamanaka
    キーマスター

    声量がない、というのは、ブレスが足りないのと裏表で、理屈があります。 管楽器でもそうですが、リードや吸い口と息を当てる関係がきちっと行くと、信じられないくらいブレスが伸びるし、響きも出てくるものです。 単純に体力だけで声量がつくわけではないのです。 ランニングなどや腹筋は体力という意味でやることは良いことですが イコール声量と思わないで良いと思います。 要は効率良く喉を使うこと、そのことと息を使うことの関係を確立することです。 声量は喉の強さや、筋力も関係ありますので、誰でも訓練すれば人並み以上になる、というほど単純ではないです。 ただ、良い声と響きを伸ばすことは出来る、と思ってください。 練習時間は、毎日少しずつが原則です。 どんなに長くても2時間くらいでしょう。 1時間もやれば充分です。 また、同じ練習をやり過ぎると下手な発声だとかえって喉を壊しますから注意が必要です。 特に高音だけとか、低音の地声領域など繰り返しやると壊しますからくぐれも注意が必要です。 短くて良いから、なるべく毎日、が理想です。

    返信先: 質問 #38118
    shin yamanaka
    キーマスター

    返信ありがとうございます。 確かに、私は先生にあまり筋力がないと言われます。 特に腰が。 一応、背筋はやっていますが、腹筋は自分で鍛えても、歌う時に使う筋肉は鍛えられない。歌っていると、だんだんお腹の筋肉がついてくると聞いた事があります。

    返信先: 裏声の出し方 #38114
    shin yamanaka
    キーマスター

    こんばんは。ウエブマスターです。 裏声を出そうとしても、かすれてしまうのは、裏声になっていないか なっていても、喉が上がってしまって音程が出ないのではないででしょうか? 下顎をしっかり降ろしておいて、裏声にしてみてください。 裏声でもお腹を使うこと、喉が奥まで開いたような深い感覚で出せていることが必要だと思います。

    返信先: 裏声の出し方 #38115
    shin yamanaka
    キーマスター

    ありがとうございます。 頑張ってみます。

    返信先: おなかの使い方 #38112
    shin yamanaka
    キーマスター

    返信ありがとうございます。 さっそく重い物を持ち上げてみたりして、 だいたいの場所がわかりました。 ただ普通の状態で丹田に力をいれようとしても、 むずかしいですね。。。鈍感丹田です。 でもイメージしやすくなったので、色々とがんばってみます。 どうもありがとうございました!

    返信先: おなかの使い方 #38111
    shin yamanaka
    キーマスター

    はじめまして。 音大だと早くから見極めなければならないので大変ですね。 丹田に力を入れる使い方、というのは、へそから下の部分をへこませて少し力が入った状態です。 目的は、ブレスや発声に大切な横隔膜の働き、あるいは働かせるための準備状態を作る、というようなことです。 この部分が緩んでいますと、横隔膜も準備でき難いですし、歌っているときの微妙な息のコントロールが付きにくいと思います。 ただ、言葉で書くと簡単ですが、この下腹部、丹田をしっかりさせるための方法はなかなか難しいですね。 人によっては、お尻に力を入れるという人もいますし、あるいは肛門!を締めるようにとかいう感じもあるかもしれません。 私の場合は、胃の辺りを出すようにすると、逆に丹田が引っ込むという感じも持ちますし、あるいは脇腹を横に張り出すようにしても、この丹田、下腹部がひっこみますね。 意外と女性はこの丹田がしっかりしないことが多いです。 というのも、実はこの部分は力仕事などで、重いものを持つ時に使うところだからです。 声と言うのは原始的なところで、この重いものをしっかり持つ筋群を使うのです。 ですから、例えばわざと重いものを持ち上げてみることもイメージに役立つかも知れませんね。

    返信先: 声帯結節 #38108
    shin yamanaka
    キーマスター

    はじめまして。 以前見てもらったのはいつ頃ですか? またそのきっかけは、何か発声時に違和感や何かを感じて見てもらったのですか? そのお医者さんの言うとおりであれば、もちろんなるべく発声や活舌の 練習はやめたほうが良いでしょう。 喉は強い人も弱い人もいるので、結節になってしまったら、後は治すことと同時に、発声にも気を付けてください。 タバコ、酒は控えて、大声、テンションの高い声の出し方を控えてください。 要するに明石家サンマみたいな喋り方です。 ただ、どうも書き込みから類推するに、大分以前から出来ていたのではないですか? 小さい時に出来たものだとすると、手術で取るしかないと思うのですが。。 最後ですが、耳鼻咽喉科の先生は、声帯の専門ですか? 耳鼻咽喉というくらいで、それぞれの専門がありますから、 なるべく喉、声帯のことと、声に詳しい先生にみてもらってください。

    返信先: 声帯結節 #38109
    shin yamanaka
    キーマスター

    お返事ありがとうございます。 見てもらったのはもう2年くらい前になります。 一時期耳鳴りがひどくて診察しに行ったのですが、 お医者さんの方から急に喉の診察をした方が良いと言われ… そこで、結節があると言われました。 けれどその時は「指のペンダコのようなものだ」といった軽い感じで、 私もいつか治るだろうという軽い考えでした。 発声も、幼い頃からなので特に違和感も感じなかったので…; けれど発声について検索していたところ、声帯結節について書かれているのを発見し、 もしかしたら自分は楽観視できる状態では無いのでは!?と気付き…; どうしてもっと早くに気付けなかったのか…遅すぎですね… 声帯の専門では…無かったと思います。 名称も「声帯ケッソク」と間違っていましたし; もう一度、専門医の方の所へ行ってみようと思います。 相談にのって頂き、ありがとうございました。 まずは結節を治す事を最優先に、声帯に負担の無い腹筋やストレッチを頑張ろうと思います。

    返信先: 姿勢 #38106
    shin yamanaka
    キーマスター

    こんばんは。はじめまして。 姿勢や顔の状態は、発声と関係があるので、常日頃から気をつけてみてください。 例えばふだんに喋る時でもちょっと意識して顎を引いてみてください。 喋り声が変わると思います。 要するに姿勢を治すことに意味を見出さないと、ただ単に言われたとおりに姿勢を治しても、自分の身体から要求するモチヴェーションに合致しないからついつい楽になってしまうのです。 歌う時だけ突然姿勢を良くするのではなく、日常生活から意識してみてください。 電車で立っているとき、喋る時、いつもです。 そうすると、ちょっとしたブレスと姿勢の関係で、喉が良いポイントににはまって、いわゆる声楽的な喉になった状態というのが、分かるようになると思います。 実際に声を出さなくても、姿勢とブレスを意識すると、発声に大きな影響がある、良いポイントがつかめるようになると思います。

    返信先: 喉・体調の整え方について #38101
    shin yamanaka
    キーマスター

    こんばんは。いつも見てくれてありがとう。 お役に立てれば幸いです。 喉の痰のからみですが、私も良くあります。 若い頃は、気になって仕方ありませんでしたが、最近は気にならなくなりました。 音域、特にソプラノの声とバリトンでは比較にならないでしょうが 私が気にならなくなったのは、単に気にしなくても、歌えるようになったことが一番大きいです。 それから力まなくても歌えるようになったことです。 案外多いのが、自分のキャパシティより大きな声、あるいは力んで歌うことが多い人は、このような問題が往々にして起きる気がします。 力みが少ないと、たとえ喉がからからしても、それなりに冷静に対処できるし、またそうしていると、だんだんと痰の絡みもなくなってくるものです。 それから、これも私の場合ですが、お茶を飲んでも喉飴を舐めても、薬を飲んでも気になるものは気になるもので、一番良かったのが、喋らないでジット静かにしていることです。 そうしているほうが、喉が温まって来るし、唾液の分泌も良くなって、自然に喉が潤ってくる気がしています。 要するに神経を鎮めて、良い集中をして身体の自浄作用に任せることでしょう。 そして心配しないことです。 クラシックという音楽は、何かどこか完璧でないと、いけない、あるいは「録音を聴くような演奏」でないといけない、という強迫観念にかられてしまうものですが、どうでしょう? そういう強迫観念から逃れて、もう少し良い意味で気楽に、楽しく 細かいことを気にしないで出来ないものか? そういうリラックスが、身体に良い作用を与える、と思っているし、自分もそうありたい、と思ってやっています。 ゲストさんが言いたいことが、もっと切実で、本番でも本当に痰がからんでしまって、声がかすれて明らかにおかしい、変になってしまう、というのであれば、具体的な状況を再度ご相談ください。 そうなるに至る外因的な理由がいろいろあると思いますので。

    返信先: 喉・体調の整え方について #38102
    shin yamanaka
    キーマスター

    返信ありがとうございます。 読んでいて、「そうだ、そうだ」と思わず頷いてしまいました。 確かにそうです。完璧でなくてはいけないという強迫観念に常にかられていたような気がします。 お水を飲んだり、飴をなめたり色々と心配しても、かえって肝心の音楽に集中できなくなったり、のびのびとした演奏ができなくなってしまいます。 また、私はまだまだ勉強を始めたばかりで、声量も元々大きい方ではありません。なので、確かについつい力んで歌ってしまっているかもしれません。 まだまだ勉強中なのだから、細かい事は気にせず、 心に大きなゆとりを持って、楽しく、のびのびと歌う事。 これを心がけて、これからも実践を積んでいきたいと思います。 ありがとうございました!

    返信先: 中低音が出ない #38099
    shin yamanaka
    キーマスター

    プリンさん、はじめまして。 中低音になるとスカスカでとのこと。 先生のおっしゃることも良く分かります。 難しいですがある程度チェンジする意識を持って対処しないと 高音の声区の出し方だけでは、中低音は出ないです。 高音と同じ声から出ないようにしても、音程や響きが上手くはまれば中低音も出せるに越したことはないです。 ただ、ある程度切り替えないと今度は高音が出しづらくなります。 中低音は中低音だけで練習してみてください。 下のドからで良いですから、高音を出すのと違う場所に声を当ててみてください。例えば響きが落ちていると思っても良いですから、喉もリラックスして、前歯に当てるようにしてみたり、あるいはハミングをしてみるのですが、ハミングを胸に当てて出すようにしてみたりです。 そうすると中低音の響きに芯がついてきますから、今度は芯がついてきたら、ピッチを高く合わせます。 芯のあるハミングでピッチを高めにするためには、頬骨に集めるようにしてみてください。 それが出来たらその声を母音に変えてみるのです。 そうやって中低音だけで響きを作ったら、今度はその中低音から高音域にかけてまたがるようなフレーズで練習してみてください。 中低音のピッチが高くなっていれば、比較的自然に高音の声区にチェンジ出来るようになると思います。 あるいは逆に高音から中低音の響きに降りる際も、チェンジを意識してみてください。 また疑問がありましたらご質問ください。

    返信先: 中低音が出ない #36728
    shin yamanaka
    キーマスター

    始めまして28歳ソプラノのプリンです。
    私は、学生の頃から中低音が苦手だったのですが、未だ克服できず、悩んでおります。もともと声量が無いのですが、高音はうまく響きが当たっていても中音、低音になるとスカスカになってしまいます。
    先生には高音と同じ線から落ちてこないようにとか、上った階段から降りてこないようにと言われました。おっしゃりたい事はなんとな~くわかるんですが、、どうやったらできる様になるか分からず悩んでいます。何かアドヴァイスを頂けるとありがたいです。

    返信先: アゴや咽喉の力み #38094
    shin yamanaka
    キーマスター

    ありがとうございます。 確かに低めの音は自分ではあまり良く聞こえないので つい鳴らそうとしてしまうようです。 無理に鳴らそうとせずに、出せる範囲でやってみます。 ありがとうございました。

    返信先: アゴや咽喉の力み #38088
    shin yamanaka
    キーマスター

    お久しぶりです。 身体を使おうとすると、発声まで力みが出るとのことですが、 身体を使う意識が強すぎるためではないでしょうか? それは、多分大きな声を出そうしているか、発声自体を力みすぎていると思います。顎も大きく下げて喉を開けようとされているのでしょうか? 顎の使い具合というのは、非常に個人差があることで、その個人の 能力から逸脱すると、非常に力んでしまう結果になると思います。 結果的には顎を良くあけたほうが良い場合が多いのですが、逆に 開けようという意識が強すぎて、他に悪い影響を与えることもとても多いのです。 そういう場合は、あえて口をあまり開けない発声にすることで、力みを取って、良い結果になる場合があります。 そういう状態になってから、徐々に開ける発声はどうすべきか? という方法論を取っていきます。 発音そのものに関して言えば、子音も母音もあいまいな発音にすることです。はっきり明確にやろうとすると硬くなりますし、場合によっては喉が締まることが多いです。 下顎と言うのは普通に立って、天井を見上げて、下顎をだら~んと下げて開いた口の開き具合が、その人の無理のない開き具合です。 良くヨダレが垂れそうな感じとも言います。 舌も脱力しているからですね。 その観点から行けば、舌の脱力も必要かもしれません。

    返信先: アゴや咽喉の力み #38087
    shin yamanaka
    キーマスター

    久しぶりに投稿させて頂きます。趣味で声楽を学んでいるメゾソプラノ です。 身体(腹部など)をしっかり使って歌おうとすると、その力みが 咽喉やアゴにまで影響するのか硬くなってしまいます。 結果、声も柔軟性に欠けた硬い声になってしまうようです。 身体はしっかり使っても、アゴや咽喉をリラックスさせるには どのような事に注意するべきでしょうか? どうぞ宜しくお願いします。

    返信先: アゴや咽喉の力み #38086
    shin yamanaka
    キーマスター

    母音唱法と中低音で顎が硬くなるのは、フレージング、あるいは音程差を声で表現する時に、 顎が動かないで固定していることと、中低音で声を響かせようという意識が強いためではないかと思います。 音程によって、当然声の響き方が変わるポイントがあるわけで、母音で歌っていたとしても、 自由に顎を動かすことで、声のチェンジやミックスを自由に感じて即応出来るようになれば 顎の硬さは必然的になくなるようになる、と思います。 例えば5度スケールで発声練習するとしたら、ドの響かせ方と最高音のソの響かせ方などは変わってくるように口の開け具合を調整します。 上の方が、声帯が開いた響きになっていくようにするために、口を開けていくことで、喉を開いて行く、あるいは軟口蓋も上げていくように、という具合です。 また、メゾソプラノだと中低音で深くすることで、中低音の響きを出すために、舌根を下げる力が顎にも働いて顎が硬くなるのでしょう。 中低音の響かせ具合にも注意してみてください。 あまり鳴らそうとしないででも、案外良く響いていることもありますし、鳴らそうとするとかえって喉を締めた中低音になることもあるでしょう。 歌詞発声のほうが硬くならないのは、子音を自由に使うことで、舌根も柔軟になっているのだと思います。 いろいろ試してみてください。

    返信先: 高音を出す方法 #38084
    shin yamanaka
    キーマスター

    ありがとうございました。これからの参考にさせていただきます。本当に丁寧に答えていただきありがとうございました。  今後ともよろしくお願いします。

    返信先: 高音を出す方法 #38083
    shin yamanaka
    キーマスター

    ゲストさん今晩は。 1オクターブ半とのことですが、喉によっては特に不思議なことはありません。 男性の場合2オクターブきちんと出せれば大したものですから、良く練習すれば必ず高音はもっと伸びるようになると思います。 ただし、あらかじめ申し上げたいことは、掲示板で私が書くことを読んで実践しても、簡単に出来るようにはならないです。 出来れば、良い指導者について、発声を会得するようにしてください。 まず地声ですが、ハミングで響きをなるべく上顎から上で響かせる練習をしてください。 あるいは楽器をやっていて、音程にうるさい方なら分かるでしょうが、音程の上澄み部分だけを 地声のハミングから導いてください。 上澄み部分と言う意味は、太い響きではなく、しかし裏声ではない響き方のことです。 要するに響きを強く押し過ぎないことで、声の当りを太くさせずにハミングを作ることで 必然的にピッチが高く良くなるポイントが分かると思います。 あまり低い音域よりも、地声の高音への限界の3度~5度下くらい、要するに出しやすい音域で練習してピッチの良いハミングを出せるようになってください。 それが出来るようになったら、今度は口を開けたハミングで、開けた口の大きさを変えない、 すなわち、下顎を絶対に動かさないで、軟口蓋だけを動かすことで母音に変換する練習です。 言葉で書くとNgaとなりますね。Nの部分がハミングで、Gの部分が軟口蓋が動く瞬間の声。 Aが母音になったときを表しています。 これで、前述のピッチの良いハミングと同じ音程感覚で明るい母音が出せれば、まずは成功です。 その声の響きは決して喉で押さない、あるいは喉で響いているのではなく、鼻腔から上で響く中音域の声になるはずです。 この声の響きを会得しないと、ファルセットと地声の中間のミックスボイスは出来ません。 それから、地声が出せない高音域でのファルセットでの発声は必要ですが、喉を開けて喉奥から鼻腔にかけて呼気の空間を作って、呼気の支えのあるファルセットが出せるようになってください。 支えというのは、要するにフレージング(クレッシェンド~デクレッシェンド)が出来る状態の ファルセットによる発声と言うことです。 喉が開いた状態、というのは、声門がぴったり閉じて声が出る感覚ではなく、少し隙間が開いた状態を自分が発声するときに、はっきり分かる状態とでも言えば良いでしょうか。 地声と裏声の間の音域の差、という意味が良く分かりませんが、地声からすぐに裏声に出来ないという意味でしょうか? それであれば、そのどちらの声でも少しずつ上にあるいは下に伸ばして繋ぐことも必要でしょう。 それも地声と裏声のミックスを作って行く練習になるでしょう。 いずれにしても、地声領域で鼻腔共鳴の声を作らないと、ミックスして行くことがとても大変です。

    返信先: 喉の開け方 #38078
    shin yamanaka
    キーマスター

    舌が盛り上がるためか、クネーデルと言われたことがあり 気にしていました。 ご指導いただいたことを試して、練習に励みます。 ありがとうございました!

    返信先: 喉の開け方 #38077
    shin yamanaka
    キーマスター

    具体的に舌が盛り上がることのデメリットがある、あるいはそう感じられることがあるのですか? 想像するに響きがこもるとか、前に出ないとか、でしょうか? 発声発音時に舌先に神経を集中してなるべく前に出すように意識してみてはいかがでしょうか? やってみると驚くほど声質が変わると思いますが、他のことが上手く出来なくなる可能性も大きいです。 舌はなるべく脱力といいますが、たとえば歌詞を発音だけする際に、 あまりはっきり発音せず、たとえば舌足らずな子が発音したときを真似てみてください。 脱力出来ると思います。 歌詞の発声は、そういうところが大事で、はっきり発音することと 声の発声とは必ずしもリンクしない点があることに留意してみてください。

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