今回も準備運動から発声練習を声を温める程度にして、曲の練習に入った。
曲は、フォーレのAve verum corpusから。
この曲はシンプルだが純粋な音楽表現であり、音程の正確さがとても問われる。
そのため、フレーズの音程移動の際のテクニックなど、詳細な指導になった。
一番注意したのは、下降形の場合の着地点の音程。特に4点b~hをまたいで降りる場合に、下側の音程が♭になりやすいのである。
それとパートの声がそろっていること。特にフレーズの入りの子音処理のもたつきで、各人がばらばらっと入ってしまうこと。
当たり前だが、お互いに注意して合わせようと感じることは基本的なことであろう。
一方、Pavaneは、音程感も大切だが、Pavaneの持つ高貴なテンポ感とリズム感が大切と感じた。
洗練された演奏には程遠いが、団員たちにこれらの音楽の素晴らしさが伝われば、と思って指導している。
現在団員は5名です。皆様のご参加を待ってます!
練習場所は、大田区の石川町文化センターで、水曜日の10:00~12:00の時間帯で、月3回の練習をしております。
体験希望の方は、下記フォームからお問い合わせください。