2023年7月1日大田区アプリコにて合唱祭に参加
総論
何しろ毎回出演しているが、コロナのお休み明けの第一回目であり、久しぶりだった。
しかし、今までほとんど休むなく乗っている大田区アプリコのステージ。
その大きさや雰囲気には慣れている。
今回心配だった点は、ソプラノ1名欠席、アルトが1名欠席、という事態での本番だったこと。
しかし、杞憂であった。
実にみな訓練の甲斐あって良く声が出ていた。
また丁寧にきちっと歌えた。
指揮者としての自身の仕事としての感想。
まずもって、音楽の演奏は情緒ではなく丁寧な事務仕事に似ている、という感覚。
つまり、やるべきことをきちっとやること。
それ以上の余計な感情は、むしろ邪魔になること。
団員達
ソプラノもアルトもメゾも、それぞれ2名だけで良くやってくれたの一語に尽きる。
日本語で誰もが知っている曲を、きちっと芸術として扱うこと、を目的として練習してきた。
その成果が大きく出せたと思う。
これまでの長きにわたる練習は、もしかすると退屈くらいだったかもしれない。
だが、このレベルの作品をこれだけ練習して、本番のあの舞台でこのレベルの演奏になること。
この点を良く覚えておいてほしい。
今後の課題
やはり声量である。
まだまだ声に響きは付けられると思う。
ブレスのやり方と声の出し始めの意識を更に磨いてほしい。