4、声は声帯が振動して出る・・・ 歌を習い始めると、良く言われることに「喉を使わないように」ということです。分かるようでまったくわからないのがこれですね。でも、原理的に言えば、声は声帯の振動で出る訳です。ですから、喉を使わないで声は出ません。 もし、発声で悩んでいる方で、喉が疲れたり、声帯近辺などがすぐに痛くなる方がいたら、このことを良く思い出して見て欲しいのです。私も含めて声楽やボイストレーナーの先生は、伝統的な指導と自分の経験で、いろいろなイメージを生徒に与えて指導をします。その悪影響が、首、特に声帯付近の筋肉の硬直なのです。俗に固めてしまう・・のです。 なによりも、まず声帯を意識してその部分、いわゆる喉仏のあたりを楽にすることに神経を集中させること。 そして、声を出す際に、その声帯が振動しているぞ!ということを良く感じて下さい。 良い声で歌う第一歩は、声帯を意識することです。 |
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