備忘録的に・・・

息をタンクにしまいこむようなブレスは、良い発声には百害あって一利なしです。
普段の呼吸で十分。

初心者の方は息を一杯吸いますが、声を出す瞬間にすでに息を大量に漏らしつつ、発声する、という状態になります。

なぜか?
息量をコントロールする体の使い方が出来ていないからです。

このことだけを考えれば分かりますが、胸で吸ってしまうと余計にコントロールしづらいでしょう。
横隔膜で息が入れられれば、結果的にコントロールしやすいのです。
なぜなら腹筋を使えるからです。

まず声の出し初めで余計な息漏れを出さずに発声出来るか?
これを覚えること。

声帯の使い方は、また別の機会に書きます。