以前にご紹介したでしょうか?フランスのプロヴァンス地方の音楽学校出身の若い音楽家たちによる、ささやかなアンサンブル。
この有名なフォーレのレクイエムの曲が、とてもみずみずしく心に伝わってきます。

名演奏家たちの数々の演奏や録音がのこされていますが、それらの演奏に勝るとも劣らない美しさを感じることが出来ました。
いわゆる「バリトン声楽家」のご立派な声ではないですが、であればこそ純粋な音楽の心が伝わる、典型みたいな演奏です。
もしかすると、そういうご立派な声に対するアンチ・テーゼとしてこのグループは活動しているのでは?と思うほどです。

アトリエムジカCでは、こういう声楽家が育ってほしいと思っています。