久しぶりに私の独演会のお知らせです。
ドビュッシー歌曲作品の夕べと題して、ドビュッシーの歌曲18曲でプログラムを構成しました。
ホールは2009年のフォーレと同じく、ムジカーザになります。
日時:2011年7月22日(金)19時開演
場所:MUSICASA(ムジカーザ)
チラシの画像です。クリックするとPDFが開きます。



今回のプログラムは、メゾソプラノあるいはバリトンが歌う声域の歌曲ばかりを18曲集めました。
今まで、コンサートで部分的に演奏したことのあるものばかりで、初出はありません。
プログラム構成は、基本的に作曲年代順となっています。
最後の、フランソワ・ヴィヨンの3つのバラードとマラルメの3つの詩は、逆転していますが、
これは単に声の配分を考えてのことで、深い意味はありません。
強いて言えば、ヴィヨンの3曲目は景気が良い歌なので、終わりに相応しいかと(笑)
今回のプログラムは、ドビュッシーの歌曲作品の中では、晦渋な味わいの曲が多く、
声楽的にも、とても地味な音楽です。
しかし、これこそがドビュッシーの本分を表していると思える作品が多いと思っています。
ドビュッシーは、私が音楽の道を選んだきっかけ、モチヴェーションになった存在です。
その作品群を一晩のコンサートにするということ自体、感慨深いものがあります。
来年が正にドビュッシー生誕150年という記念すべき年の1年前(笑)にこそ、
ドビュッシーのコンサートを聞く意味はあろうかと思います。
私も頑張って歌いますので、どうか皆さまコンサートにお越しくださいますよう、お願い申し上げます。