明けましておめでとうございます。
今年もアトリエムジカCをよろしくお願いします。
このお囃子風景は、地元の神社で元旦に撮影したものです。
私は子供の頃からこの江戸囃子が好きでした。
江戸囃子に限らずで、このような民俗芸能や邦楽が大好きです。
このお囃子の楽しさは、ジャズと一緒で「後打ち」の軽快さにあるでしょう。
良く「日本人は後打ちが苦手だ」と言われますが、それは個人的な問題のすり替えだと思っています。
何でもそうですが、「日本人は~だ」という云い方をすると、普遍性、客観性が感じられる、
一種のすり替えの論理だと思います。
このような言質に騙されてはいけません(笑)
アトリエムジカCのみなさんには、声楽の楽しさをこれからも、引き続き伝えて行きたい。
その意味で、このスタジオをやっています。
単に発声の進歩がどうの、とか、正しい発声法がどうの、だけが目的ではないです。
そのこともとても重要ですが、そのことだけが目的ではない。
最初にこのスタジオを立ち上げる時に思ったことは、CDを聴いてうんちくを垂れる人間ではなくて、自分がやること、自分が歌う楽しさを見つけてほしいということでした。
それは、実は楽しいだけではなく、楽しさの倍くらいの苦しさや難しさがあるのだけど、
その苦労を通して、ただこたつでミカンを食べながら聞くだけの音楽から、自分が演る音楽の素晴らしさを体験できることを知ってほしかったのです。
私がやっていることなどは、本当にちっぽけなことですが、ネットを通してかなり広まって来ていることも事実だと感じています。
大げさですが、私達いわゆる「日本人」の悪い面があるとしたら、それは、音楽を自分が演奏して楽しむことを通じて変わって行ければ素晴らしいな、と思っています。
追記:長らくコメント機能が停止になっていたこと、気づきませんで大変失礼しました。意図的ではなく、スパムコメントがあったので、一端停止にして、再開するのを忘れていました。お詫びして復活しておきます。コメントもどうぞよろしくお願いします。