カルトーラという古いブラジルの歌手です。
サンバ・カンサオンというのでしょうか。
リラックスできるところが、良いです。
プライベートタイムは、こういう音楽を延々と聴いてます。

話は変わりますが、先生はオペラは嫌いなんですか?と時々聴かれますが、自分が好きで趣味性を以て聴く、という条件であれば、必然的に欧州の歌劇場の公演オンリーとなってしまいます。

最近思うのは我々はもう少し日本の作曲家による、新しい劇場作品の実現化をもっともっと考えて増やしていくべきではないか?ということです。
また、そのために発声をも新しく開発していくべきと思ってます。

日本の音楽大学に代表される音楽教育機関は、もう少し日本の作曲家による劇場作品(あえてオペラとは呼ばない)の実現に協力すべく、生徒たちの教育やオペラプロデュース機関と連携を行っていただきたいと思います。

発声ということでいえば・・・欧州の伝統的なオペラに相応しい発声教育、歌唱法教育も結構ですが、同じ発声の基本を応用して、マイクを使っても出来るクラシックの歌唱方法を教育することで、新しい演劇形態の音楽劇を開発できるでしょう。

人の歌声というのは、そうそう簡単に融通が効かないと考えています。古典的なオペラ発声はオールマイティではないです。

もう一つの柱は、ヨーロッパの伝統的な演目を行う場合、もっと画期的な方法を探すべきではないか?
いわゆるクラシック音楽ファンよりも、一般の音楽好きな人も取り込めるアイデアを摸索すべきです。

そのアイデアはあります。しかし詳細をばらすと、パクられますので書きませんが(笑)それは、公演経費、大衆性と貴族性のバランス、実現性の大きさを兼ね備えたものになるでしょう。