追記:
BTPのコメントが頭にあったので、JB’sのご機嫌なライブを貼っておいた。
ギターのごきげんなカッティング?で始まるハウス・パーティという曲。
フレッド・ウェズレーのお芝居で、途中で一端袖に戻るところを押しとどめて
もう一回歌う、なんてところが、いかにもJB’sらしい。
ジェームズ・ブラウンの頃良くやったのが、舞台上の子分が、彼にボクシングのチャンピオンガウンを着せるやつ。
ああいう泥臭いショーが、何とも黒くて黒くて良かったな。
マイケルはああいう世界から自分の世界を作って行ったんだ。
マイケル自身、ダンスはジェームズ・ブラウンから影響を受けたと言ってるよ。
そうそう、今の時代この手のソウルってか、ファンキーは、昔と違ってむしろJazz&soulというんじゃないかな。
だから、Jazzなんだよ、今は。
昔は、モダンジャズが、Jazzって感じだったけど。
Jazzはほんとおじさんの音楽になってるみたい・・・


それで色々渉猟して必ず戻るのが、このメシオ・パーカーとかフレッド・ウェズレイ達JB’sのホーンアンサンブル。
ファンキーっていったら、もうこの人のトロンボーンがないと始まらないくらい楽しい。
メシオのアルトサックスも大好き。
高校生から20歳くらいまで、かなり浸っていたので、身体のどこかに染みついているのだと思う。
とにかくジェームス・ブラウンを初めて聞いた時の衝撃は今でも覚えている。
単純極まりないリズムと、色のないメロディが、いかにもハーレムのおしっこ臭い町のたたずまいが感じられて良かったのだ。
ハーレムの地廻りのちんぴらが、安物のでか~いキャデラックの中古を片手ハンドルで町を悠々と流している雰囲気がして良かったのだ。
アグリー(不細工、不器用)、、といったら言い過ぎかな。でもあの顔は今の日本でいったらイケ面ではないでしょう(笑)
嫌な言葉だな、イケ面って(笑)
いや実は自分。本番前はメシオ・パーカー聴いてパワーもらってるんですよ。
彼見ると、ああ、心底、かっこいいな!と思う。
そう思うと自分も出来そうな気がするんだ。本番が・・・
最近、良い意味でのアグリーという言葉が活きた世界があまりないような気がする。
何を見ても綺麗で、美しい。清潔で無味無臭。
そういえば、25年前のパリもきったなかったな~。肉屋もパン屋もハエがぶんぶん飛んでたし、カフェテラスの地面は、パン屑とごみだらけ。
歩道では何度も犬のウンチを踏んづけて、滑りそうになったな。
最後の方になると、この3人インスト止めてコーラスやるのがまた何とも渋くて良いので、最後まで見てください。