レオ・フェレです。
日本ではまったく知られてないに等しいですが、フランスではジャック・ブレル、ジョルジュ・ブラッサンスと並んで戦後の3大シャンソン歌手として有名です。
ただ、歌手としてだけでなく、作曲家としても素晴らしい才能を発揮しました。
この曲はヴェルレーヌの「リュシアン・レチノワ詩集」からだった、と思います。
ヴェルレーヌの死んでしまった愛弟子、リュシアン・レチノワと過ごした時の思い出を歌っています。
出だしの「魂よ覚えているかい?」と語りかけるくだりだけで、もうじ~んとなってしまいます。
そして最後に、「可愛そうな子、ブーローニュの森に響く君の声!」と歌う処など、実に迫真的で真実に満ちているではありませんか!