歌曲か忘れられたオペラのアリアなのだろうか?詳細は不明だが、実に魅力的な一遍の歌だと思う。
この曲を聴けば、パリで良く出会っうような、はすっぱだが何とも魅力的な女性たちや、カフェに溢れる人々の喜びやざわめき、匂いまでも思い出せるような気になるから音楽というものは楽しい。
ドビュッシーやラヴェルの名曲よりも、はるかにフランスらしい人間味あふれる味わい。
小奇麗な作られたパリのイメージではなく、犬のう○こが落ちてる歩道や、ゴミだらけのカフェの床。
短気で声のでかい下町のおじさん、おばさんたち・・・しかしながら、であればこそ、気取り過ぎではないか?この演奏。表情を付けるのは良いが、ちょっとルバートが効き過ぎていると思う。それは私の趣味から見てのことだが。
マリエットの歌
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