心折れそうな時は、このくらいがいい。
陳腐になるぎりぎりのラインをうろうろしているメロディ。
なぜそこから落ちないか?というと、まじめに作ってるからでしょう(笑)
ただ、パリを知る者から見るとやはりこれはパリの独特の下町風情ですよ。
匂いとか雑踏とか、夜の風景とか。
これは決してウィーンとかスイスの街ではない。パリそのもの。
プーランクさん、ほぼ私の祖父くらいの年代のせいか、いかにも純粋クラシックです、というイメージよりも、本人がクラシックを回顧している感があります。
この辺りが、私がプーランクを好む理由です。
プーランクのピアノ曲
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