このところレッスンノートをお休みしてますが、それでも巡回してくれる皆様には感謝です。
家事で忙しく、仕事も忙しいのですが、レッスンノートを書くことも少々疲れてしまったようです。
少し充電させてもらって、気が向いたらまた再開したいと思います。
そんな今日この頃、自分を慰めてくれる出来事といえば、なんといってもビートルズやジョン、
そしてポールの才能を再発見できたことです。
今回ご紹介する2曲。
最初はジョン作で「ジュリア」
今まで知らなかったのですが、1967年作ですから中期に入るころ。
こんなモダンな曲をさらりと作ってしまうジョンの才能は、やはりポップスのメロディメーカーという枠に収まっていない彼の天才を証明していますね。
もうフォーレなんかの中期以降の小さな歌曲と同じ雰囲気を持っています。
セピア色の写真を眺めてノスタルジーにふけるようなとてもIntimeな曲です。
ジュリア
追記:
この曲はジョンが17歳の時に飲酒運転のドライバーにひき殺されて亡くした母親のジュリアを歌ったものだそうです。そして歌詞の「Ocean child」とは、これは直訳すれば洋子(小野)になる、という説だそうです。「Julia Julia,Ocean child calls me. So I sing a song of love , Julia」
Calls meのところのギターのハーモニー音色!どうです?
そしてポール・マッカートニーの後期の曲、Black bird
なんかレディ・マドンナにちょっと似ているような、格調高いブリティッシュな雰囲気ですね。
小春日和のイギリスの田舎の気持ちの良い小道を散歩しているような、なんともいえない気持ちよさですよね。この曲、なんかCMに使われていたような気がしますがどうでしょう?
Black bird