先週末は福井まで仕事だった。
木曜日の夜、新幹線に乗って米原から特急しらさぎで福井まで。
宿泊の東横Inはとても快適だった。
ダブルベッド並みの大きなベッド、余裕のある部屋。
久しぶりに一人で寝る快感ってあるもんだ。笑
水圧の強いシャワーで、一日の仕事の汗を流して、眠りに就く快感。
ここは朝が握り飯と味噌汁がサービス。夜はカレーライスも付くそうだ。
それで一人一拍5000円強だから、金欠旅行には打ってつけだろう。
福井では接待の名物料理や、魚料理に舌鼓も打った。
日本最古の現存する天守閣にも登った。
市内にある歴史資料館で、以前から注目していた幕末の賢侯、松平春嶽の書や、写真などたくさんあって、興味が尽きなかった。
また、その庭には、江戸時代の貴族達の優雅な生活ぶりをうかがわせる建築物の中に自由に入れて、しばし古代を思うことが出来た。
行き帰りは人の話を聞くのが上手いお若い女性と一緒で、喋りに喋っていたので退屈することが無かった。きっと彼女は帰ってどっと疲れていたのだろう。笑
一番感心したのは、受け入れてくださった牧師先生だった。
私の今までの人生に一番欠けていた立身出世を、身をもって体現しようとして、しまいに身体を壊してしまった牧師先生の人間性にである。
私の周囲にはついぞ、このような友人はいなかったな。
勿論私も含めてのことだ。
立身出世とは、この場合、金持ちになったり名誉欲を満たすことではない。
何かひたむきに真っ直ぐに、とことん追求する、ということだ。
それは仕事でも、恋愛でも、哲学でも、趣味でも、何でもだ。
福井を思い出して
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