 あめくさん パーセルの「夕べの祈り」「もし音楽が恋の食べ物なら」武満徹｢島へ｣ このパーセルは他の生徒が持ってきたものだったけど、私なりのひらめきで彼女に歌ってもらいました。 私としてはそれが大当たりで、素晴らしく美しい演奏でした。 それは単に技術的なことだけではなく彼女の持つ静謐な魂という美点がこれらの音楽にぴったりだったのです。 技術的に飛びぬけて進歩したわけではないのですが、確実に伸びているという印象を与えます。 これからはあまりうるさいことを言わずに歌ってもらえればそれだけで彼女はきっと進歩するのではないか？と思いました。 「島へ」は何か声のことが気になってしまって、身体から声が離れてしまいました。それだけが少し残念でした。でも、とても良いステージでした。やはり経験の積み重なりは大きいですね。 おめでとうございました。 |