 ふかやさん。 イタリア古典から"Vergin tutto amor""Piacer d'amor" 前回から更に一段進歩。声に力みがなくなってきて、歌らしくなってきた。前回は声が力んで力んで吠え声になる傾向があったが、今回は大分きれいに歌えるようになっていた。 聴いていてこちらが不安になるような、要素もない。 最後のレッスンで教えたように、腰のしっかり感と共に、呼吸が高く吐けるような歌いかた、すなわち、響きの高い声を目指してほしい。 そのために、歌いながらお腹、胸が高く競りあがっていくような方法も徐々に覚えて行ってほしい。喉が高くなってしまわないで、響きが高く、明るい歌声である。 もちろん、まだ2回目で生来の上がり性なのか、目が真っ直ぐ前を見据える勇気というか、前に力を送るような勇気ある姿勢がもう一歩だった。 ただ、声を強く出すだけではなく、気持ちを真っ直ぐ前に、目を伏せないで、見据えるような、意識が持てると、前述の声の響きの高さも自然と出てくると思う。 この写真のように！笑 ところどころ、手が自由に動くような余裕も見えていたが、もう少しだ。 お客さんが取って食うようなことは、絶対にないのだから、お客さんを食うくらいのつもりで、どんどん積極的に歌うことを本番では何より第一に心がければ、素晴らしい歌が歌えるようになると思う。 おめでとうございました！ |